3・6・2 一般のケーブル (1) 接地工事 (a) ケーブルの接地 ケーブルのがい装とシールドは、両端共レーダーユニット内の接地端子に接地すること。 (備考) イ. レーダーユニットの内部又は外面のケーブル導入部付近には、接地端子が設けられているのが一般的である。接地端子のないものは、そのユニット自体の接地点と同一場所に接地することが望ましい。 ロ. 簡易型ケーブルクランプのみで、ケーブルの接地をとる場合は、ケーブルがい装の防食塗装をはがさないと接地効果が期待できないので注意を要する。できるだけ、編組線などを用いて接地することが望ましい。 ハ. ケーブル接地用材料としては、一般的に編組線、0.6〜1.0mmの錫めっき軟銅線などが使用される。 二. 接地は、最短距離で接地すること。 錫めっき軟銅線1本で、不必要に長く接地したりすると、高周波雑音の除去効果は期待できないので注意を要する。 接地線の接地抵抗は0.05〔Ω〕以下が望ましい。 図3・35
図3・36
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